個人再生とは

個人再生をお考えの方へ

個人再生の効果

個人再生は、裁判所に申立てをして、借金を大幅に圧縮してもらう手続きです。

借金を大きく減額することができるという効果がありますし、住宅ローン特則を用いることで、自宅を手放さずに済みます。

そのため、自宅を手放したくないという場合の債務整理手続きの選択肢の一つとして個人再生が挙げられます。

借金の減額幅は大きいですが、清算価値保障の原則があり、保有財産と同額以上の弁済が必要となりますので、価値のある財産を保有している場合は注意が必要です。

また、減額された借金を原則３年間で分割して返済していかなければいけませんので、安定した収入があることが求められます。

個人再生を弁護士に依頼するメリット

個人再生は、必要書類の作成や裁判所とのやり取りなど、専門的な知識が必要になる場面がありますので、個人再生を得意とする弁護士に相談・依頼した方が、手続きを適切かつスムーズに進めることができるかと思います。

また、弁護士に依頼すれば、弁護士が債権者に受任通知を送付しますので、それにより、基本的に督促が止まります。

厳しい督促は、精神的なストレスになり得るかと思いますので、それが止まるだけでもストレスが軽減され、お気持ちが楽になるかと思います。

弁護士に相談することにより、個人再生を行った場合の見通しをしっかりと把握することができ、後悔のない個人再生を行える可能性が高いです。